猪苗代湖畔を舞台にしたキャンプインの音楽&アートフェスティバル。
東北最大級の音楽フェス「ARABAKI ROCK FEST.」の企画制作を行う「ARABAKI PROJECT/GIP」が中心となり、
スローライフを大切に「大人の文化祭」を目指したお祭りをコンセプトに開催致します。
音楽、舞台、美術、写真、映画、小説、ファッション、食など、様々なジャンルで活躍する表現者=アーティストとともに、
磐梯山と猪苗代湖に包まれた壮大なロケーションの中、音楽や芸術、食など様々な「文化」を感じながら、
世界中のどこにもない、カラフルで穏やかな空間にて、ご来場の方々が思い思いの楽しみ方で過ごして下さることを願っています。
そして、福島県の丁度中央に位置する猪苗代町において、このフェスティバルへの参加を通じ、
たくさんの方に福島の魅力を感じていただき、ゆったりとした時間を過ごしていただけたら幸いです。
【タイトルの由来】
オハラ=「小原庄助」+ブレイク=「休息」=オハラ☆ブレイク
猪苗代町のある会津地方では馴染みの深い民謡「会津磐梯山」の中で登場する人物「小原庄助」は、
「朝寝、朝酒、朝湯が大好きで身上を潰した」と唄われていますが、実は、小原庄助の生き様は、
福島県会津地方が誇るべきスローライフの原点なのではないか、と思うのです。
何かと余裕がなく忙しい日本において、気ままに生きた小原庄助さんの休息のような、究極のピースな空間創りを目指しています。
いつもオハラ★ブレイクを応援して頂き、ありがとうございます。
今年のテーマ「ザ・カンパイミュージック」について少し説明をさせて頂きたいと思います。
テーマを決めたきっかけは、植野広生さん(dancyu編集長)との出会いが、はじまりでした。
4月中旬頃、ARABAKIの開催準備をしながら、今年のオハラ★ブレイクのことを考えていました。
日本全国、一年中音楽フェスが開催されている中で、何か特徴を生み出したい・・・と思いながら、
たとえば「会津地方のお米やお酒、食事を主役にするようなテーマはどうか?」と思いつき、
まずは、猪苗代の米農家で米の品評会で日本一にも輝いている、つちや農園さんに、開催のイメージや時期などを率直に相談し、賛同を頂き、いくつかアイディアを頂きました。
その後「お米=日本酒」について、何か魅力的な企画を作れないものか・・と考え、
過去の開催でお世話になった、呑む文筆家・山内聖子さんにご相談をしました。
山内さんのご紹介で、初対面ながら、植野広生さんにコンタクトを取りました。
5月2日の午後、植野さん、山内さんとミーティングをした際、植野さんから
「コロナ禍で一人では出来なかった『乾杯』をテーマに、フェスの一体感と猪苗代の風土を生かした
企画を開催してはどうか」というアイディアを頂きました。
ということで、猪苗代湖畔の初秋の大自然の中、植野さんへ“カンパイ・プロデューサー”を引き受けて頂き、植野さんのプロデュースのもと、山内さんに日本酒のコーディネイトを依頼し、「猪苗代食堂」に美味しい肴を出して頂き、「はじまりの美術館」がプロデュースする美術が会場を彩り、最高の音楽をオールナイトで聴く特別な一日を創り、キャンプで過ごして頂いた翌朝、つちや農園さん自慢のお米で作ったおむすびの朝食をみんなで食べる、という企画です。
また、1日のカンパイを更に彩って頂く“カンパイMC”として、アナウンサーの宇賀なつみさんに
参加頂くことになりました。
「ザ・カンパイミュージック」
みなさんの思い思いの一日を過ごして頂けたら幸いです。
今年の開催に親身に相談に乗ってくださった
植野広生さん、山内聖子さん、
そして、
急なご相談に快く引き受けくださいました宇賀なつみさんに
そして、いつも突拍子も無いアイディアに快く賛同してくださる
猪苗代町の皆様、実行委員会の皆様、天神浜オートキャンプ場の一重さんに
心から感謝を致します。
オハラ☆ブレイク実行委員会 菅 真良
今年で9回目の開催となる「オハラ☆ブレイク」の開催に際し、町民を代表しまして一言ご挨拶を申し上げます。
猪苗代町は、福島県のシンボルでもあります「磐梯山」と「猪苗代湖」を有する風光明媚な観光地であります。
また、会場となる天神浜は、猪苗代湖と会津磐梯山を一望できる素晴らしい景観を有した場所です。
さて、この「オハラ・ブレイク」はスローライフを大切に「大人の文化祭」を目指したお祭りがコンセプトで企画された大型イベントということで、磐梯山と猪苗代湖に包まれた壮大なロケーションの中で、ゆったりとした楽しい時間を過ごせる環境で皆様の楽しい思い出として末長く心に残るイベントになればと願っております。
結びに、イベントの企画・運営にあたられるG・I・P並びにオハラ・ブレイク実行委員会の皆様、さらには、ボランティアスタッフの皆様に敬意と感謝を申し上げ、今後も「オハラ☆ブレイク」が当町で末永く開催されることをご祈念申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
「カンパイ」は喜びの表現です。幸せの合図です。繋がりの印です。
「カンパイ」は一人ではできません。相手がいて、みんながいて、笑顔があふれるから価値があります。
コロナ禍を経て、そんな当たり前のことに気付き、当たり前のことができる幸せに気付きました。
さぁ、いい音楽、旨い酒、美味しい料理が揃う大自然の中で、みんな集ってカンパイしましょう!
これまで、おそらく新築の一軒家が建つほど日本酒を飲み続けてきましたが、おいしい日本酒ほど音楽のしみこみがいいお酒はないと感じています。
もちろん他のお酒でも気持ちよく酔えますが、日本酒の酔いはどこか親密で、意識しなくても体がゆるみ、心をひらかせてくれます。
そのゆるんだ体ひらいた心には、乾いた喉に清水がしみるように、楽器の奏でる音や歌い手の声が、時にじわじわ時に心身をふるわせるほど、とめどなくしみてくるのです。それが、日本酒のよいところです。
今回は、素晴らしいアーティストのみなさん、そして、最高の舞台である猪苗代湖でカンパイするにふさわしい日本酒を厳選しました。
ぜひ、日本酒でしか体感できない音楽がしみこむ気持ちよさを、ゆったりと味わっていただけたらうれしいです。
<プロフィール>
20年以上、日本酒を飲み続けて全国の酒蔵や酒場を訪ね、「dancyu」や「Pen」「散歩の達人」など様々な媒体で執筆。趣味はお酒と料理、そしてお酒を飲みながら音楽を聴くこと。著書に『蔵を継ぐ』(双葉文庫)、『いつも、日本酒のことばかり。』(イースト・プレス)、近著に『夜ふけの酒評 愛と独断の日本酒厳選50』(イースト・プレス)がある。太田和彦氏や吉田類氏など、著名な酒の愛好家をゲストに迎えたYouTube番組「オトナの酒場 スナック菓房」(国分グループ本社)ではママを担当する。
これまでプライベートで何度も通い、4年前には出演もさせていただいた大好きなオハラブレイクに、今回はカンパイMCとして参加できることになりました。猪苗代湖の自然の中で、美味しいお酒や食事を楽しみながら、心地良い音楽に包まれる至福の時間。今から楽しみで仕方ありません。皆さん、是非一緒にカンパイしましょう!!
この度「オハラ☆ブレイク’23秋 ザ・カンパイミュージック」に、猪苗代町の米農家として関わらせていただく事になりました。
お米はタネです。タネは翌年も丈夫に育つために、世代を超えて育ってきた環境の情報を蓄えています。
稲を育て、とれたお米を見ていると、そこにはタネとしての記憶だけでなく、今まで私たちが経験してきた楽しい事悲しい事、辛かった事嬉しかった事も詰まっていて、そしてお米を食べることで、お米の持つ情報や思い出が、生命のタネとして私たちの中で芽吹き、未来を創り出してくれる気がします。
お米や稲は「沼」です!おもしろくて興味が尽きません。おいしさはもちろん、そうした楽しさを伝えられたらいいなと思います。
そして何より、みんなでカンパイしたいな!
地元からオハラ☆ブレイクを盛り上げたいと、猪苗代をこよなく愛するメンバーが集結して皆さんをお待ちしています!地産の野菜を使ったメニューや郷土料理で、カンパイしましょう。皆さんのお越しをお待ちしています!
美術部門の制作を担当している、はじまりの美術館の小林と申します。
今年もオハラ☆ブレイクが開催できて嬉しいです。
しかも今年のテーマは「カンパイ」!
なんだかこの言葉を聞くだけでワクワクしますよね。
磐梯山や猪苗代湖を眺めながら、素敵なミュージシャンたちの音楽を聴いて、美味しいご飯やおつまみ、お酒や飲み物でカンパイ!
想像するだけで、もう最高!!
もちろんアートもしっかり楽しんでもらえるように頑張ります!
みなさんのカンパイが会場に響き渡るのを楽しみにしておりまーす!
あの人が解散以来一度もステージで歌わなかった歌をサプライズで歌ったり、誰もが知っているあの国民的俳優が飛び入りで出演したり、タイムテーブルが丸一日ロックレジェンドの誕生日のお祝いだったり、そんな伝説だらけのオハラ☆ブレイクが今年も猪苗代に帰ってきます。
ロックの図書館も今年こそはコンテナでみなさんをお出迎えする予定です。そしてレコードの寄贈も大・大・大募集中です!実に4年ぶりにいつものカタチで開催するロックの図書館にみなさんのお力添えをいただければ幸いです。
今年の中秋の名月はなんと9月29日(金)。湖面に映るほぼ満月の月明かりと美酒と極上の音楽に酔いしれながら、みんなでカンパイミュージック!!